先週入荷のハナタテサンゴ ポリプ開いた個体から、順次販売ページにupしてまいります。

上記の個体。閉じた状態だとこんな感じ

これだと何だか良くわかりませんね。
入荷初期は少々開きにくいこのサンゴ。開かせるには
給餌が必要なんです。
今回与えるエサはこちら

生オキアミ(エビです。)
こちらを適度な大きさにカットして中央の口に与えます。1パック
¥480-で販売中

さっそく共肉が盛り上がって餌を取り込む体勢に。
と・・・ここまでは良いのですが、やっぱりこの種類少々開きにくい。こまめに給餌を続けると餌付いた魚のように反応が良くなりますので、開きグセがつくまでは間隔を空けすぎずに給餌して下さい。
同じ陰日性ハードコーラルでもこちらの
ウチウラタコアシサンゴは

入荷状態が悪くない限り、即こんな感じに満開。触手も出しやすく給餌カンタン。

さて本題のハナタテサンゴに戻りまして
はい、やっと5分咲き・・・。ここまで数回給餌。

ここまで開けばこっちのモノ。そこそこ水流を好むサンゴですので当然水流を当ててやったほうが開きやすくなります。しかし給餌の際に水流を当てると餌が転がり落ちてしまうので最初は水流を止めてやる必要があります。
なんという矛盾といったお話ですが、
ここまで開けば黄色い触手がベタベタして餌に引っ付きますので水流当てっぱなしでok もはや勝負有り。

ほどなく満開に近い状態になりました。
同じ陰日性でも↓はソフトコーラル ヤギの一種。

陰日性のサンゴはとてもカラフルな種類が多く、その色彩、形状に惹きつけられる方が多いようです。
シマヤッコ餌付いてる?に続き
餌やりしないで飼える?というご質問を多くうけます。
陰日性なので餌やり無しは厳しいですが、心配ご無用です。

用品コーナーからサンゴフード関連を並べてみました。結構沢山ございます。
それぞれに特色のある商品ですので、迷われたときはお気軽にご相談下さい。

ヤギにも給餌してみます。ハナタテサンゴとは違いポリプが小さめなので、800ミクロン(1ミクロン=1000分の1ミリ)サイズの細かい飼料を使います。

こんな感じでギュッとポリプが収縮し餌を取り込みます。
こちら、ベニウミトサカも同じ要領で飼育します。

餌やり以外でも
飼育のコツがありますので陰日サンゴを始めてみたい方は相談してくださいね。
vessel とがわ